2019年11月 ひふみアカデミー動画から学ぶ~(ひふみ投信/ひふみプラス)
投資家に人気のひふみ投信ですがひふみアカデミーという無料の動画
で運用状況や投資状況について勉強できます。
今回は2019年11月のひふみアカデミーを見たので簡単にまとめてみます。
TOPIX VS ひふみ投信
・ややTOPIX上回る状況でした
・米中の閣僚協議などがあり、大型株が全体的に上昇する
局面でした。ひふみは中小株が中心なのでやや出遅れ感があったようです。
数年前までにTOPIXを圧倒していたのでほぼ僅差という成績は物足りないですね
構成銘柄
・上位銘柄を一部利益確定し現金比率を少し高めました。
・デジタル技術の革新、従来のハード面からソフト面への営業に
注力をしている富士通を特に買い増ししました。
ご存知の方も多いかもしれませんがひふみは日本株だけでなく海外株も10%程度含みます
PMI(製造業指数指数)の動向
・PMIとはアメリカの製造業の景況感を捉える景気指標のひとつです。
50がひとつの目安であり、ちょうど底入れして50を超えようかとしています。
・そのため市場では期待感が高まり、PERが上昇します。
・株価が上記の式で表せますのであとは市場の期待に沿って
EPSが上昇するかどうかにかかっています。
今後のイベントについて
ポイントは以下の通りです。
- イギリスのブレクジットの行方
- 東京オリンピック後の日本
- アメリカ大統領選挙
- 2021年 中国共産党100周年
1、イギリスのブレクジットの行方
もうこれはもめまくっているので先が全然わかりません。
総選挙で野党が買った場合は国民投票の再実施の可能性もあり
EUからの離脱の話自体がそもそも無くなる可能性もあるのでしょうか。
経済国家のドイツも不況ですし、今後のEU経済の先行きは不安です。
2、東京オリンピック後の日本
東京オリンピックまではオリンピック需要で日本株は上がるのでは
と期待しています(だからこそひふみをホールドしています)
しかしオリンピック後はどうなるでしょうか・・・
増税によるキャッシュレス決済還元も終了しますし、選手村の一般
への売却で不動産価格の下落の可能性もあります。
長期化する安倍政権はいつまで続くのでしょうか。
3.アメリカ大統領選
これはむしろプラス材料かもしれません。トランプ砲といわれる
ツイッターで株式市場は散々振り回されましたが、トランプさん
自身の再選のためにも何としてでも株価を好調を保つのではないでしょうか。
しかし市場の期待(?)に反してトランプさんが負けたら急落するかもしれ
ません。選挙は何が起きるかわかりません。
4.2021年 中国共産党100周年
これは少し先の話ですが100周年に合わせて中国政府は国民の所得増加計画
を盛り込んでいてこれにはGDP6%の成長が必要らしいです。
現在中国とアメリカは貿易摩擦を抱えていますが双方とも経済を
維持したい思惑があります。従って完全決着しないにしろとこかで
落としどころをみつけるのではという市場の見立てであり、最近の
株高はそれを反映しているのでしょう。
まとめ
・結局なんだかんだいってもアメリカと中国の影響が大きいということ
年末までに首脳同士の会談があるといいのですが・・
・来年は5Gが開始になるので通信銘柄や関連銘柄は注目ですね
・残念ながら少子高齢化の日本では経済の成長はあまり見込めませんが
日本が直面する課題を解決する企業にはまだまだ投資チャンスがあると
いうことですね
(ひふみにはそれを期待したいです)
あとがき
私もひふみプラスで数十万円保有していますが最近はあまりTOPIX
とそんなに変りない成績だったので株が上昇中に一部利益確定
しようか迷っていました。
年末にかけてもう少し上昇するかなあという期待もあり結局
ホールドしています。
しかし東京オリンピック後の日本株にはやはり不安なのでそれまでに
一部売るか検討したいと思います。
閲覧ありがと うございました。